【テイクバック】耳がタコになるまで聞いた「ラケット早く引いて」の真実

テニス
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✅ストロークが苦手な方
✅早くラケットは引けてるはずなのに、振り遅れてしまう
✅テニスコーチにいつも同じことを言われて、上手くなった気がしない
上記のお悩みや思いに応える内容となっています。
この記事を書いた人
びんぞこ君びんぞこ君

びんぞこ君と申します。一児のパパ(主夫)してます。

高校生からテニスを始め、大学生では大手テニスクラブでコーチバイトしました。

一時期は、全国1位(40歳ベテランの部)の師匠のもと、プロコーチを目指していましたが、諸事情により断念。
現在は、おじさんになり社会人サークルに通いつつ、テニスを楽しんでします。ブランクが15年程あるので、埋めるのに必死です(笑)

過去戦績は市民大会やイベント大会は上位常連。

テニスを教えるのが大好きな、アマチュアコーチおじさんです!!

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 では、本題に入りましょう!

耳がタコになるまで聞いた「ラケット早く引いて」の真実

テニスコーチが良く言います。

「ラケットを早く引きましょう」と。

私も新人コーチの時は、良く生徒さんに伝えていました。

しかしこの言葉は、コーチにとって非常に使いやすいのですが、とても抽象的な言葉なんです。

「そう、ラケットを早く引いてるんだけど振り遅れやミスが多いんだよね。でもコーチはもっと早く引きましょう。って。」

びんぞこ君
びんぞこ君

「そうなんですよ、そこまで注意していれば、早く引けているはずです。

『早く引きましょう』は全て間違っているわけではないのですが、あまりにもコーチにとって使いやすい言葉なんです。だから誤解し易いのですよ。」

ラケットが早く引けていないのではなく、テイクバックの仕方が違う

これが真実です。

早く引いているのに、ミスが生まれる原因

ラケットを早く引けているはずなのに、ミスしてしまう。

そんなときありませんか?

基本的に下記の2点を抑えれば、ミスは激減します。

テイクバックをするタイミングが遅い

何が大切かというと、スプリットステップのタイミングです。

なぜならば、ステップが遅れた分、テイクバックが遅れるからです。

改めてスプリットステップの手順をお伝えします。

①構える(足は肩幅くらい、拡げ過ぎないように
②相手が打ちそうになったら軽くステップする
相手がボールインパクトした時点で着地できていれば成功です

どうしてもステップが合わないと感じる場合は、最初はステップしなくても大丈夫です。

とても基本的な事ですが、初中級~中級で出来ていない方は多いです。

ラケットを引くとテイクバックが大きすぎる

これも初中級~中級の方に多いです。

テイクバックが大きく、フォロスルーが小さい。

・インパクトまでの距離が長く、正確にインパクトしづらい
・振出しが遅くなり、振遅れし易い

もちろんテイクバックが大きければ、遠心力が働きパワーが出やすいですが、一般プレイヤーにそこまでパワーは必要ありません。

むしろ、プロプレイヤーのテイクバックはコンパクトですよね?

遠心力を補う、しなりを上手く使っているからです。

ラケットではなく、ひじを引く

 

先程、お伝えしたようにテイクバックは、ラケットを引くタイミングとコンパクトにテイクバックする事が重要です。

コンパクトにテイクバックするには

「ラケットを引く」ではなく「ひじを引く」という意識を持ちましょう。

弓を引くように引く

難しく考えずに、ラケットは軽く握ったまま、ひじを後ろに引いてみましょう(フォア)

そうすると弓を引くような感じでテイクバックできるはずです。

ラケットはひじより前(相手側)にあり、コンパクトにテイクバックができているはずです。

両手打ちが良い例

両手バック(フォア)ハンドの方は、逆手でもラケットを握りますから、テイクバックがコンパクトになります。

逆手でラケットを握れば、逆手が抑止力になりラケットが大きく後ろにいくことはありません。

ですので片手フォアの方でも、テイクバックする時だけ両手でテイクバックする練習をすると、簡単にコンパクトにできます。

まとめ「テイクバックが遅い」に惑わされないで

今回は、「ラケット早く引いて」の真実についてまとめました。

特にテニススクールに通っている方には刺さる内容ではないかと思います。

もちろん、純粋にテイクバックが遅い場合もあるかもしれませんが、先述した通り、テイクバックのタイミングが遅い方がほとんどです。

コーチも騙すつもりで言っているのではないので、自分が指摘されたら、テイクバックの仕方も意識してみてください。

では、皆さんのテニスレベルが上がりますように(‘ω’)ノ

 

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